大切な人を思い、
浮かぶものが、
そばにあるある嬉しさ

年を重ねると、大切な友人がいても誕生日を直接祝えないこと増えてきて。

あわただしく何もできない年ももちろんあるけど、できるときは心を込めて。

おいしいごはんを食べてね

東京でがんばる友人へ、おいしいごはん食べてほしい、まずはやっぱりお米です。精米したてを届けます。この年は、育てた生姜でシロップと飴もつくりました。生姜であたためてね、そんな思いも込めます。

田舎町で暮らしていると、正直祝い品を選べるようなお店にいけるわけでも、そんな時間もないのも本音です。

でも、なにもないな、、じゃなくて、自分たちが育てたものが、そのまま思いとなり贈ることができる。こんなに幸せなことはないなと思います。ほかにはない贈り物はこれに尽きる。

メッセージカードは文房具屋さんでみつけて、半年くらい大切にとっておいたもの。お香が好きな彼女へ、ことばと一緒にお香を焚く時間も贈る。

娘は、折り紙でかわいいやつとメッセージを書いてくれた。

私の友人なのに、贈るものは家族にあふれている。そんなつながりのようなものも一緒に贈れたら。

贈り物を考える時間

相手を思う、季節を思う、くらしを思う。そして自分を思う。

私はこの時間がとても好きです。相手と自分と季節がくらしの贈り物を通してまじりあっていく感じ。

くらす家では、贈り物をつくる時間がつくれたらと思っています。季節のつくる体験も、自分のだけじゃなくて、誰かのためにもう一つ作る。ギフト用のメッセージカードづくりやラッピングもできたり。いろんなこと、すこしずつ形にしていきたいと思っています。