つくる
はじまりの菜種油
身近なものを手作りできるといううれしさ
私たちにとって記念すべき最初のGoodsとなったのは、黄金色に輝く菜種油でした。2017年、多くのご縁が重なりつくることができたこの色。つくらせてもらったような不思議な感覚でした。だから名前は、「ましこのひとしずく」。
小さな種を集めてできる、菜種油。
どうやってできるかも知らなかったことが、できるようになる。そのときの感覚は、歓びというのかなんというのか、ことばにならない、光でした。
「夫婦で仕事をやめて、どうやって生きていくのけ?油をうるのけ??それだけけ??」
頭で考えると、不安しかないことばかり。でも、大丈夫、そう思えるくらいの光でした。
ひとつしかできていない、なんていう考えはなくて、
ひとつ、できた、だから大丈夫だ、そう思い、歩み始め、今日があります。
道の駅ましこに登録した商品数はなんと100を超えました。何かが出来るようになると、また何かができるようになって。季節と家族との時間をとっていたら、必然と。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当時ブログに書いた記事をこちらにも。
この菜種油は、小宅古墳群を思う人々が植えた菜種を使って、2017年に初めて菜種油として形になったものです。
採れた菜種を使って たった一回だけ絞って、「188本」が出来あがりました。
キャップには、シリアルナンバーを入れました。
どうやってつくったの?とよく聞かれそうな言葉に答えるように
その工程を書くと、
- 菜種を植える(菜の花が咲いて枯れて、菜種が出来る)
- 菜種を収穫する
- 菜種を乾かす
- 菜種を絞る
- 絞った油を沈殿するまでおく
- 油をろ過する
- ろ過した油を容器に入れる
- ラベルを張って、完成!!
なんだか書いてみると、単純であっという間にできそうに思っちゃいます。
でも・・・実際には・・・
「つくってみたいねー」と話してから、
ちょうど季節が一周するほどの時間が経っていました。
その時間を意識するということはなく、
季節がいつの間にか変わってしまうように、
いつの間にか進んでいき、花が咲いた、そんな感じでした。
そして、もうひとつ思ったのは、
こんなに「人の手がかかっているのか」ということ。
出来てしまえばあっという間だけど、人数なんて数えきれないほどの人がかかわっています。
生まれ育った地区へ恩返しがしたいと小宅古墳群の整備を先導した人、
その活動を応援した亀岡八幡宮氏子会のみなさん、益子町役場 生涯学習課のみなさん、
日々草刈りや菜の花の面倒などの作業を続けてきたみなさん、
頻繁に活動に出てその思いをわたし達に伝えてくれた、同じく地域おこし協力隊の仲間、
その思いを受け活動にも顔を出し、商品開発が出来ないかと動き続けた仕事仲間、
パッケージ、招待状をデザインの力で形にしてくれた同じく地域おこし協力隊の仲間…。
多くの人が関わってこその完成でした。
だから、
企画 亀岡八幡宮里山の会&A-Kitchen(*)
販売 Neharu です。
わたし達はただその思いを、つないだだけ。
わたし達はちっぽけでも、周りにあるとても大切なものに気づいてつないでいくことで
これからもGoodsが出来ていくのかな、と思います。
188本のましこのひとしずくが、どこかの暮らしを彩ってくれる日が楽しみです。
(*)地域おこし協力隊と益子の商品開発に取り組む仲間との集まり。活動の共有や季節のご飯会などを行い、ひまわり祭りなど地域のお祭りで出店を行っていた。2023年現在各々が独立、出世していく中で現在は活動していないが、私たち夫婦の原点となった集まり。
身近なものを手作りできるといううれしさ
私たちにとって記念すべき最初のGoodsとなったのは、黄金色に輝く菜種油でした。2017年、多くのご縁が重なりつくることができたこの色。つくらせてもらったような不思議な感覚でした。だから名前は、「ましこのひとしずく」。
小さな種を集めてできる、菜種油。
どうやってできるかも知らなかったことが、できるようになる。そのときの感覚は、歓びというのかなんというのか、ことばにならない、光でした。
「夫婦で仕事をやめて、どうやって生きていくのけ?油をうるのけ??それだけけ??」
頭で考えると、不安しかないことばかり。でも、大丈夫、そう思えるくらいの光でした。
ひとつしかできていない、なんていう考えはなくて、
ひとつ、できた、だから大丈夫だ、そう思い、歩み始め、今日があります。
道の駅ましこに登録した商品数はなんと100を超えました。何かが出来るようになると、また何かができるようになって。季節と家族との時間をとっていたら、必然と。
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当時ブログに書いた記事をこちらにも。
この菜種油は、小宅古墳群を思う人々が植えた菜種を使って、2017年に初めて菜種油として形になったものです。
採れた菜種を使って たった一回だけ絞って、「188本」が出来あがりました。
キャップには、シリアルナンバーを入れました。
どうやってつくったの?とよく聞かれそうな言葉に答えるように
その工程を書くと、
- 菜種を植える(菜の花が咲いて枯れて、菜種が出来る)
- 菜種を収穫する
- 菜種を乾かす
- 菜種を絞る
- 絞った油を沈殿するまでおく
- 油をろ過する
- ろ過した油を容器に入れる
- ラベルを張って、完成!!
なんだか書いてみると、単純であっという間にできそうに思っちゃいます。
でも・・・実際には・・・
「つくってみたいねー」と話してから、
ちょうど季節が一周するほどの時間が経っていました。
その時間を意識するということはなく、
季節がいつの間にか変わってしまうように、
いつの間にか進んでいき、花が咲いた、そんな感じでした。
そして、もうひとつ思ったのは、
こんなに「人の手がかかっているのか」ということ。
出来てしまえばあっという間だけど、人数なんて数えきれないほどの人がかかわっています。
生まれ育った地区へ恩返しがしたいと小宅古墳群の整備を先導した人、
その活動を応援した亀岡八幡宮氏子会のみなさん、益子町役場 生涯学習課のみなさん、
日々草刈りや菜の花の面倒などの作業を続けてきたみなさん、
頻繁に活動に出てその思いをわたし達に伝えてくれた、同じく地域おこし協力隊の仲間、
その思いを受け活動にも顔を出し、商品開発が出来ないかと動き続けた仕事仲間、
パッケージ、招待状をデザインの力で形にしてくれた同じく地域おこし協力隊の仲間…。
多くの人が関わってこその完成でした。
だから、
企画 亀岡八幡宮里山の会&A-Kitchen(*)
販売 Neharu です。
わたし達はただその思いを、つないだだけ。
わたし達はちっぽけでも、周りにあるとても大切なものに気づいてつないでいくことで
これからもGoodsが出来ていくのかな、と思います。
188本のましこのひとしずくが、どこかの暮らしを彩ってくれる日が楽しみです。
(*)地域おこし協力隊と益子の商品開発に取り組む仲間との集まり。活動の共有や季節のご飯会などを行い、ひまわり祭りなど地域のお祭りで出店を行っていた。2023年現在各々が独立、出世していく中で現在は活動していないが、私たち夫婦の原点となった集まり。